コンクールについて
- 加奈子 竹田
- 2025年4月17日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年4月25日
ブログへのご訪問ありがとうございます。
兵庫県姫路市ピアノ教室
(安室校区)(姫路駅前商店街)
“音・感性・愛
生涯音楽を愛する心を育てる”
竹田加奈子ピアノ教室
ピアノスタジオ ショパン
講師の竹田加奈子です。
今日はコンクールにおける芸術
についてお話させて頂きます。
私にとって、
価値あるものとして
どうしても受け入れられないのが
お子様向けのピアノコンクールです。
その為、
当教室では推薦しておりません。
最近では世間で広まり、
特に受けやすいとされる
お子様向けのピアノコンクールが
どんどん盛んになり、
全国的に開催数も増えてきました。
しかし、正解の無い芸術の世界に、
なぜ順位を付けなくてはいけないのでしょう。
また、どうも経済活動に重きを置かれ始めた辺りから
競争主義、巨匠主義のような
おかしな風潮になってしまっているように感じます。
芸術は豊かな心の育成や、
自己の表現に使うのだと
思っています。
幼かった頃に感じるような
「純粋に楽しい」
と感じられるものと同じように。
評価ばかりを気にして
必死に闘っていらっしゃる親子の姿を見ると、
どうしても胸が苦しくなります。
私はピアノ教室をしていて、
過去より何組も
他教室でのコンクールで疲れ果て
「ピアノを辞めたい」
という親子に出会ってきました。
それでも当教室のドアをノックされた
ということは、
音楽を愛する心が
まだ残っていたから。
気持ちが伝わり、
受け入れる度に
こちらも胸が苦しくなる思いでした。
起きた状態
・コンクールで親子で疲れ果てた
・ピアノを弾くのも辛い
・落選したら親が悲しむかな?
・先生が怖すぎて心開けなかった
・課題曲の連続で親子で限界を感じる
・自己肯定したいけど、結果が全ての世界
でも本当は・・・
・ピアノ弾きたい
・親子で音楽が好き
・競い合わず自分のペースがいい
・ショパンなど、好きな曲を自由に選曲したい
・音楽をもっと知りたい、学びたい!
・安心できる環境で楽しみたい
そんな皆さんの演奏を見ると、
共通することがありました。
それは、
基礎が不足しており、
まるで土台の無い
見かけだけの演奏だった、
ということ。
原因は同じ曲ばかり
何ヶ月も演奏する為、
教本での基礎練習が疎か
だったのです。
また、
コンクールげ高評価だったお子様も、
同じく基礎が関係し
譜読みも遅く
音楽人生は短命の傾向にありました。
コンクールにおいて、
生徒さんは先生の作品でもあり、
ご自分と生徒さんの為という
両方を掛けて
必死に闘っていらっしゃいます。
便乗するように親子もまた
闘っていらっしゃる。
闘いから
真の豊かさは生まれない
基礎という
土台のない演奏は
長続きしない
ということを、
ひしひしと感じました。

そんな生徒さんたちは
「加奈子先生に
早くお会いしたかった!」
と喜んで下さっています。
何か呪縛でも解けたように、
のびのびとされて。
再び音楽を愛し
長くピアノを続けてくれた
ことに、
私は喜びを感じています。
本当の芸術の本質は何なのか?
当ピアノ教室や、
私の奏でる音を通して、
本当の豊かさをお伝え出来るように、
これからも私自信も人生の中で
模索してまいります。
このような私ですが、共感して頂けたら幸いです。
最後に、世界的ピアニストの
好きな言葉があります。
まるで自分自身と同じだった為、
失礼ながら書き写させて頂きます。

誰かの不幸の上に自分の幸せを
築いてはいけないのです。
芸術は「闘い」ではなく、
真実を見つめる
自由な心から
生まれるのだと思います。
「闘い」からは
真に美しいものは生まれません。
pf マリア・ジョアン・ピリス
皆様が、心から音楽を愛せますように。
これからも比較や評価のない、
ただただ有り難く温かい音楽に
寄り添い生きていけますように願いを込めて。
講師 竹田加奈子





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